ブレイクダンス/BreakDance, Breaking, Break’n


ブレイクダンスとは、主にフロアー(床)を使って頭や背中などで回転したり、倒立やアクロバティックな動きを取り入れたダンスです。一般的には回転技などが特徴のダンスと認識されていますが、実は様々な要素から成り立っています。代表的な要素としてはエントリー、フットワーク、パワームーブ、フリーズの四つがあり、いづれも単体でなくコンビネーションで利用することが多いです。

エントリーとは、立ったままの状態で踊る技で、代表的なものにはトップロックやアップロック、ブロンクスステップなどがありますが、ブレイクダンスでの立ち技全般をエントリーと呼ぶこともあります。主にフットワークやパワームーブに入る前の助走的な動きとして使われることが多いです。

フットワークとは、床に手を着いた状態でステップを踏みながら下半身を回転させる技です。スタイルやリズムブレイキンとも呼ばれます。フットワークの基本ステップは、1周する間のステップ数(歩数)により1歩~6歩と呼ばれたりします。フットワークだけでも様々な動きがあり、フットワークを中心に踊るブレイクダンサーをスタイラーと呼びます。

パワームーブ(パワームーヴ)とは、ブレイクダンスの醍醐味ともいえる部分で、回転技やアクロバティックな技の総称です。パワームーブはどんどん新しい技が登場していますが、メジャーな技には全て名前が付いており、その数は優に100を超えています。代表的なものとしては、ウィンドミル、ヘッドスピン、トーマスフレア、エアートラックス、クリケットなどがあり、その中でも足の形や形状の違いにより、さらに十数種類の呼び名があります。ダンスバトルではパワームーブの応酬となり、単体でなくコンビネーションで披露されます。ブレイカーの真価は、どれだけ難易度の高いパワームーブをマスターしているかと言っても過言ではないでしょう。スタイラーに対して、パワームーブを得意とするブレイカーをパワームーバーと呼びます。

フリーズとは、逆立ちや三点倒立に近い形で、動きを止めてポージングすることです。いわゆる最後の決めポーズに当たるもので、フットワークやパワームーブのコンビネーションの最後をフリーズで締めくくることが多いです。代表的な技には、チェアー、マックス、ハローバック、アローバックなどがあります。

ブレイクダンサーのことをブレイカーやB-BOYと呼びます。B-BOY(B-GIRL)と言うと、日本ではB系ファッションをしている人の事を指すことが多いですが、世界的にはブレイクダンサーのことを指します。ブレイクダンスを踊るときにかかる曲をブレイクビート(ブレイクビーツ)と呼びますが、そのルーツは、クールハークというDJが、曲と曲の間(=間奏=BREAK)で皆が一番盛り上がっていることに気付き、わざと間奏ばかりをつないでかけたことが始まりと言われています。また、ブレイクダンスの醍醐味であるダンスバトルは、対立している黒人グループ同士がこれ以上血を流さないために、武器や拳を使わずにダンスで決着を付けようとしたことが始まりとも言われています。

 

WORLD BEST BBOYS 2012

大陸別ブレイクダンスバトル「IBE 2011」のバトル映像

 
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