日本の80年代前半ごろは、TV番組やダンスミュージックによりダンス人気は常に高く、バブル経済によりディスコやクラブにも人が溢れていました。しかし、当時は現在のようにインターネット動画も普及しておらず、ヒップホップ系のダンススクールなどもほとんど無かったため、なかなかダンスを習得するのが難しい環境だったと言えます。そのため、一部のHow to系ビデオや音楽PVを何度も見てステップをを真似していた人も多かったように思えます。
ここでは、当時の日本のダンスシーンを盛り上げ、多くのダンサーたちがダンスを始めるきっかけになったであろう人たちを紹介します。主観も入っているとは思いますが、全国的に人気のあったダンサーたちです。
ワイルド・チェリー(Wild Cherry)
ダンスチーム「O.G.S」のリーダーでDJ活動も行っており、大阪のダンスシーンをリードし続けていましたが、2010年に心筋梗塞で他界されました。まだネットや動画サイトが繁栄する以前から多くのイベントやビデオ、DVD、TVに出演されているため、彼を手本にしたというダンサーも多くいると思います。間違いなく日本のダンスシーンに貢献された方です。
スキーター・ラビット(Skeeter Rabbit)
ブガルースタイルを作り上げたオリジネーターの一人です。日本のダンスイベントやワークショップなどにも参加されていたので、実際に会った方も多いと思います。DVDやビデオにも出演されており、ポッピングをやっている人の間ではかなり有名な方です。
マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)
もはや説明の必要は無いと思いますが、音楽はもちろん卓越したダンステクニックで世界中を魅了し、今なお熱狂的なファンが多いと言われています。ムーンウォークなどの代表的な技が代名詞のようになっていますが、彼のダンステクニックはどれを取っても超一流です。また、シンガーソングライター、実業家、慈善活動家でもあり、カリスマ性も含め、全てを持っているスーパースターです。
ボビー・ブラウン(Bobby Brown)
1983年に少年アイドルグループ、ニュー・エディション (en:New Edition) の一員としてデビューしました。1986年にグループを脱退し、1987年ににソロデビューしました。日本では彼の「Every Little Step」がCMで使われ、そのPVの中で踊っているランニングマンなどのダンスステップが大流行しました。
MCハマー(エムシー・ハマー、MC Hammer)
1988年、1stアルバムLet’s Get It Startedを大ヒットさせ、世界中にダンスブームを巻き起こしました。特にサルエルパンツを履いて踊るカニ歩きのようなステップが有名で、当時MCハマーと言えば、誰もがこの動きを真似していました。マイケルジャクソンにダンス対決を申し込んだが、拒否されたというエピソードもあるようです。ダンス甲子園でお馴染みのLLブラザーズが尊敬しているダンサーでもあります。
LLブラザーズ(エルエルブラザーズ、LL BROTHERS)
「天才・たけしの元気が出るテレビ」の企画、ダンス甲子園で人気を博し、『L.L BROTHERSのテーマ』でCDデビューしました。双子の兄弟で、息の合ったダイナミックなダンスが魅力です。現在も主にクラブ音楽のシーンで人気を確立しているアーティストです。ダンス甲子園では、他にも「れいかんやまかんとんちんかん」、「インペリアル」、「山本太郎(メロリンQ)」などのダンサーが盛り上げていました。
ZOO(ズー)
1990年代に活動した、日本のダンス&ボーカルユニットです。元々クラブやダンスコンテストで名の通っていたメンバーで構成されており、当時のダンス&ボーカルユニットの中でもかなり実力派だったと思います。メンバーには、現EXILEリーダーのHIROや現TRFのYUKIなどが居ました。代表曲は「Choo Choo TRAIN」で、後にEXILEや中西圭三等にもカバーされています。
TRF(ティーアールエフ)
ボーカル + DJ + ダンサーからなる5人組音楽グループで、数々のヒット曲を排出しています。ダンサーのSAM(サム)、ETSU(エツ)、CHIHARU(チハル)は様々なジャンルのダンスを踊り、ダンサーとしての地位も確立しているため、ダンスコンテストのゲストやジャッジに呼ばれることも多いようです。
DA PUMP(ダパンプ)
沖縄アクターズスクール出身の4人ヒップホップダンスボーカルユニットです。スタートメンバーは4人でしたが、メンバーの入れ替えも含め、現在は9名となっています。全員がプロダンサーとしてやっていける程の実力を持っており、追加メンバーのKENZOは「EURO BATTLE 2010」のLOCKING部門で、アジア人として初めて優勝しました。2004年にはDA PUMPが司会を務めるダンス番組「少年ちゃんぷる」が放送開始となり、2006年には「スーパーちゃんぷる」として復活しています。全国のストリートダンサーが多数出演し、日本のダンスシーンに多大な影響を与えました。
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