2021年4月6日、ダンスプロリーグ D.LEAGUE の第 7ラウンドが開催されました。以前掲載した記事「D.LEAGUE 見えて来た6つの問題点!」でジャッジ人数の少なさとジャッジ詳細が公表されない点を指摘させて頂きましたが、後半戦の最初となる第 7ラウンドからジャッジ人数がこれまでの倍の 8名となり、ジャッジ詳細も公開されるようになりました。各チームもかなりまとまりが出て来ましたし、後半戦も益々目が離せなくなりました。
1位
SEPTENI RAPTURES(セプテーニ ラプチャーズ)
6番目に登場した SEPTENI RAPTURES は、審査員(ジャッジ)ポイントが 1位、オーディエンスポイントが 3位タイ、トータル 1位となりました。Round5 に続く優勝となり、ジャッジポイントも Round5 から 1位継続中と、今一番波に乗っています。どんなジャンルでも踊れる引出の多さが、Roundを増す毎に強さとして発揮されているのでしょう。ヒップホップを代表する DJ、グラフティ、ブレイキン、ラップに加え、最近は知識(ナレッジ)が追加されているとのことで、今回は「ヒップホップ愛」をテーマに、それらを分かりやすく伝える構成になっているようです。
2位
FULCAST RAISERZ(フルキャスト レイザーズ)
5番目に登場した FULCAST RAISERZ は、審査員(ジャッジ)ポイントが 4位、オーディエンスポイントが 1位、トータル 2位となりました。クランプでコンテンポラリーダンスという発想が無かったので、今回一番のサプライズとなりました。元々感情をむき出しにして踊るのがクランプなので、様々な感情を表現するコンテンポラリーダンスとの相性はかなり良かったと思います。まだまだチームの可能性を感じさせてくれるパフォーマンスとなりました。
3位
KOSE 8ROCKS(コーセー エイトロックス)
2番目に登場した KOSE 8ROCKS は、審査員(ジャッジ)ポイントが 2位タイ、オーディエンスポイントが 3位タイ、トータル 3位となりました。今回は「5秒に 1回沸かせる」をテーマに、かなりリスキーな技を立て続けに組み込んでいました。パフォーマンス後は毎回息が切れる Issei ですが、今回がこれまでで一番キツかったそうです。個人技も組技もハイレベルで最高でした。
4位
avex ROYALBRATES(エイベックス ロイヤルブラッツ)
1番目に登場した avex ROYALBRATES は、審査員(ジャッジ)ポイントが 8位タイ、オーディエンスポイントが 2位、トータル 4位となりました。今回の主役は Macoto でカラーはグリーン、コンセプトはファッションショーとのこと。ジョジョ立ちのような板付きから始まり、長身の Macoto を中心にエネルギッシュなダンスが魅力でした。また、LGBTQ などに対してのメッセージも込められているそうです。
5位
CybrAgent Legit(サイバーエージェント レジット)
4番目に登場した CybrAgent Legit は、審査員(ジャッジ)ポイントが 2位タイ、オーディエンスポイントが 6位タイ、トータル 5位となりました。今回はリーダーの TAKUMI が曲作りから構成、振付けまで担当したそうです。ショパンの革命のエチュードを盛り込んだクラシック音楽と、ポップ、アニメーション、ブレイクキンを融合させた構成が、意外性と独特の世界観を醸し出していました。
6位
SEGA SAMMY LUX(セガサミー ルクス)
7番目に登場した SEGA SAMMY LUX は、審査員(ジャッジ)ポイントが 5位、オーディエンスポイントが 6位タイ、トータル 6位となりました。今回のコンセプトは「ネオ東京」ということで、アニメの AKIRA から飛び出したような未来的なダンスを意識したとのこと。序盤戦は上位に位置していましたが、このところ 4位~ 6位の間を行き来していますので、今後の巻き返しに期待したいです。
7位
USEN-NEXT I’moon(ユーセンネクスト アイムーン)
9番目に登場した USEN-NEXT I’moon は、審査員(ジャッジ)ポイントが 8位タイ、オーディエンスポイントが 5位、トータル 7位となりました。後半戦の初戦ということで、殻を破るというテーマで踊ったとのこと。個人的には毎回ダンスも衣装も素晴らしいと思うのですが、何故かジャッジポイントが伸びません。まだ一度も優勝できていませんが、諦めずに最後まで頑張って欲しいです。
8位
Benefit one MONLIZ(ベネフィットワン モノリス)
8番目に登場した Benefit one MONLIZ は、審査員(ジャッジ)ポイントが 6位タイ、オーディエンスポイントが 8位、トータル 8位となりました。コンセプトは「オリジナル」で、衣装はインディアンをモチーフにしているとのこと。これまでのボーグビーツではなく、ヒップホップの音源を採用していたためか、序盤は少し avex ROYALBRATES のような雰囲気も感じられました。今回もヒールでのパフォーマンスにリスペクトです。
9位
KADOKAWA DREAMS(カドカワ ドリームズ)
3番目に登場した KADOKAWA DREAMS は、審査員(ジャッジ)ポイントが 6位タイ、オーディエンスポイントが 9位、トータル 9位となりました。今回もスキルの高さとキレの良さは最高でしたが、何故かオーディエンス票が得られず最下位となってしまいました。個人的には颯希の上手さに目が釘付けでした。
他ラウンド結果
■D.LEAGUE ROUND11 結果
■D.LEAGUE ROUND10 結果
■D.LEAGUE ROUND9 結果
■D.LEAGUE ROUND8 結果
■D.LEAGUE ROUND7 結果
■D.LEAGUE ROUND6 結果
■エイベックス・ロイヤルブラッツ
■D.LEAGUE ROUND5 結果
■D.LEAGUE 見えて来た6つの問題点!
■D.LEAGUE ROUND4 結果
■D.LEAGUE ROUND3 結果
■D.LEAGUE ROUND2 結果
■D.LEAGUE ROUND1 結果
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